
ローソク足の見方を覚えるのは、投資をうまく進めるためにも重要なポイントです。これを覚えてしまえば将来の相場の動きを予想することができ、トレードの勝率を上げられるでしょう。今回はローソク足を見る際に覚えておきたいポイントなどを紹介するので、ぜひ参考にしてください!
ローソク足の見方-売買のサインをFx初心者にも分かりやすく解説
今回注目するのは、ローソク足が意味しているものとその見方、投資への役立て方です。ローソク足の見方を覚えておけば、暗号資産(仮想通貨)・FX・バイナリーオプション・株式などさまざまな金融市場で戦いやすくなるでしょう。
ローソク足チャートの分析は投資を有利に進めるためには必須のスキルなので、この記事をしっかりチェックして基本を覚えてしまいましょう!
ローソク足の見方-胴体やヒゲの意味,基本構成を解説
最初にローソク足の見方を紹介します。ローソク足を構成するパーツとそれが意味しているものを確認するので、ぜひしっかり覚えておいてください。
陽線

陽線とは、1つ前のローソク足の終値よりそのローソク足の終値が上昇したときにチャート上に現れるローソク足です。上記のチャートでは緑色のローソク足が陽線になっています。
陰線

陰線は陽線の逆で、1つ前のローソク足の終値より次のローソク足の終値が下がったときに出現します。このチャートの例では赤いローソク足が陰線です。
胴体とヒゲ

胴体とは実体とも呼ばれ、ローソク足の太い部分を指しています。これはそのローソク足の始値と終値を示しているものです。
陽線の場合は実体の下端が始値で上端が終値、陰線の場合は上端が始値で下端が終値になるので、しっかり覚えておいてください。
また、ヒゲとは実体から上下に出ているラインのことを示しています。ラインの上端を高値、下端を安値と呼び、そのローソク足が示す期間中の値動きの幅を表しているものです。
実体とヒゲからわかる価格変動の一例は次の通りです。
■ローソク足の実体とヒゲから価格推移を理解する方法
実体部分: 始値と終値を比較したときの値動きの幅。大きく価格が変動すると長くなる
ヒゲ部分: 期間中の高値と安値を判別できる。これが長い場合は一時的に上昇/下降したもののその後逆方向に大きく動いた
このように、実体とヒゲを含む1本のローソク足からはさまざまな情報が読み取れます。また、チャートソフトによっては特定のローソク足を選択すると、始値・高値・安値・終値・変動率の具体的な数字が表示されるので、あわせてトレードに活用しましょう。
ローソク足の色の見方-赤青と白黒の2パターンがある
今回紹介したローソク足チャートは陽線が緑、陰線が赤でした。しかし、チャートソフトによっては陰線が白で陽線が黒など、別の色になっていることがあるので注意してください。
そのため、自分が使うチャートの表示をしっかり理解して、前違えないようにしましょう。
ローソク足の売買サインの見方-相場転換を予測するテクニカル分析
ここまででローソク足が何を示しているのか、その見方を紹介しました。次にローソク足を利用したテクニカル分析をチェックしていきます。基本的なテクニカル分析を紹介するので、しっかり覚えておきましょう。
ローソク足見方①売りサインの例
ローソク足は価格推移を示しているだけでなく、売買のタイミングを示していることもあります。ここで売買タイミングを見分けるのに役立つサインをいくつか簡単にチェックしてみましょう。
まずチェックするのは売りサインの見分け方です。
上影陰線

上影陰線とは、下ヒゲより上ヒゲのほうが長いタイプの陰線です。上影陰線が出現した場合、出現時点では価格を上昇させる力が強いものの、売り圧力が高まってきていることを示しています。
ヒゲが長ければ長いほど売り圧力が強いので、近いうちに下降トレンドに移行する可能性があると考えられるでしょう。したがって、上影陰線は売りサインと判断できます。
大陰線

大陰線とは、その名の通り実体が非常に長い陰線のことです。大陰線がチャート上に出現した場合、売り圧力が非常に強いことがわかるでしょう。そのため、近いうちに価格が大きく下落したり、下降トレンドに突入したりする可能性が高いと判断できます。
これらのことを総合的に考えると、大陰線は売りサインであると考えることができるでしょう。
ローソク足見方②買いサインの例
続いて買いサインについてみていきましょう。買いサインにもいくつかのパターンが存在しているので、代表的なものをピックアップして紹介します。
陽の大引坊主

陽の大引坊主とは、下ヒゲが出ていて上ヒゲが出ていないタイプの陽線です。これが出現した場合は買い圧力が高く、持続的に価格が上昇し続ける可能性が高いと判断できます。
特に陽の大引坊主が底値圏で出現し、実体部分が長い大陽線となっている場合は信頼性が高いといえます。出現したタイミングやチャートの様子などを総合的に判断してエントリーしましょう。
下影陽線

下陰陽線とは、陽線のうち下ヒゲのみが出ていて上ヒゲが出ていないタイプのもののことです。これは、一時的に価格が下落したものの上昇圧力に押されて価格が上昇したことを示しています。
したがって、下影陽線が出現した場合は買いサインと判断できるでしょう。
ローソク足見方③様子見サインの例
次に様子見サインの一例を紹介します。様子見サインが出現した場合、この先価格がどう動くのかを判断しにくいので、エントリーは控えたほうがいいかもしれません。
レンジ相場・小陽線・小陰線

こちらはレンジ相場時によく出現する小陽線と小陰線です。小陽線と小陰線とは次のようなものを示しています。
小陽線: 実体・ヒゲともに短い陽線
小陰線: 実体・ヒゲともに短い陰線
小陽線や小陰線は、売り圧力・買い圧力ともに弱いことを示しています。そのため、今後価格を動かすような要素が入り込むとどちらかに大きく動く可能性があるといえます。
この状態でどちらに動くのかを判断するのは非常に難しいので、様子見が一番といえるでしょう。
酒田五法を用いたローソク足の見方
ローソク足からエントリーポイントとトレンドの方向・転換点を見分ける方法には「酒田五法」というものがあります。酒田五法で注目すべきチャートの形は以下の通りです。
三山: 高値圏で3つの山が出現する形(売りサイン)
三川: 底値圏で3つの谷が出現するチャートパターン(買いサイン)
三空: 窓を開けた形のローソク足が3連続するパターン(下降は売り・上昇は買いサイン)
三兵: 陽線・陰線が3連続するパターン(陽線は買い・陰線は売りサイン)
三法: トレンド中にトレンドとは逆方向のローソク足が3連続で出現するパターン(上げ三法は買い・下げ三法は売りサイン)
十字線が現れたらトレンド転換に注意

売りと買いが拮抗しているときには上記のような十字線(実体の幅が狭く、+の形になっているローソク足)が出現することがあります。
下降トレンド時にこれが出現した場合、徐々に買い圧力が強まって上昇トレンドに転換する可能性があります。上昇トレンド時に出現した場合は逆に売り圧力が強まって下降トレンドに転換する可能性があるといえるでしょう。
いずれにせよ、十字線はトレンド転換のサインになるときが多いので、エントリーする場合は逆張りがいいかもしれません。出来高などをあわせてチェックしつつ注意深く判断しましょう。
ローソク足は2本の組み合わせ分析がおすすめ
ローソク足は単体で見るだけでなく、直近のものと組み合わせて2本セットでチェックするのがオススメです。2本のローソク足を組み合わせて見るとわかる売買のサインには以下のようなものがあります。
はらみ線: 陽線の後に陰線、陰線の後に陽線が出現し後から出現したローソク足の実体が直前のローソク足の実体の範囲内に収まっているもの
つつみ線: 陽線のあとに陰線・陰線の後に陽線が出現し、後から出現したローソク足の実体の範囲内に直前のローソク足の実体が収まっているもの
上記2種類のチャートパターンを含むローソク足の特徴的なパターンは以下の記事でも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ローソク足の見方おすすめ勉強法
ローソク足の種類や見方を勉強するためには、基本を覚えた上で実践してみるのがオススメです。この記事や参考として紹介した記事で基本を覚えたら、実際にトレードしてみてください。
基本的なポイントを押さえつつ経験を積めば相場の動きを予想しやすくなるでしょう。
ローソク足の基本を覚えてトレードの勝率を上げよう
今回はローソク足の基本と、チャートを分析する上で基本となるパターンをいくつかピックアップして紹介しました。いずれも基本中の基本なので、しっかり覚えてトレードに活かしましょう。
ほかにもトレードに役立つさまざまな指標があるので、チャートを見るのに慣れてきたらあわせてチェックしてみてください。さまざまな指標を使えるようになれば、よりトレードの勝率を上げられるでしょう!
