Glassnodeのデータによると、ビットコイン保有者のほぼ全ての層で買いが活発化していることが示されています。
2月初旬、ビットコインは約8万ドル付近で推移しており、クジラは様子見しつつ一部で買いを入れていた一方、個人投資家は市場から撤退していました。しかし、その1週間後の2月5日に価格は6万ドルまで急落しました。現在の市場ではほぼ全ての保有者層にわたり、“割安感”を意識したアキュムレーション(蓄積)への広範なシフトが見られています。
この変化は、ビットコイン史上でも深刻な部類に入る「降伏(キャピチュレーション)」イベント後に生じたもので、現在はより同期したアキュムレーション局面への移行が進行しているようです。
Glassnodeの「保有者層別アキュムレーション・トレンド・スコア」は、こうした行動変化を明らかにしています。指標は過去15日間に蓄積されたBTC量とエンティティ規模を考慮し、ウォレット規模別にアキュムレーションの相対的強弱を測定します。スコアが1に近いほど買い集め優勢、0に近いほど売りの分配優勢を示します。
全体として、この層別アキュムレーション・トレンド・スコアは0.5を超え、0.68に達しました。広範な蓄積が確認されるのは11月下旬以来であり、当時はビットコインが約8万ドル前後で局所的な底を形成した時期と一致しています。
特に積極的に押し目買いを行っているのは、10~100BTCを保有するウォレット層であり、価格が6万ドルに接近した局面で買いが強化されました。
最終的な底入れが完了したかは依然として不透明ですが、10月の史上最高値から50%以上の下落を経て、投資家が再びビットコインに価値を見出し始めていることは明白です。
