ビットコインは現在、一般的に強気の長期モメンタムのシグナルとされる「ゴールデンクロス」の形成に近づいている可能性があります。
このパターンは、ビットコインの50日単純移動平均線(SMA)が現在の63,976ドルから上昇を続け、現状69,005ドルの200日SMAを上抜けることで現れます。ゴールデンクロスの形成には、両方の移動平均線が同じ方向に動いていることが必要です。
今回の潜在的なクロスオーバーは、ビットコイン価格が過去1週間で12%以上上昇し、7万1,000ドルを超えて取引されている状況の中で起きています。価格は200日SMAもやや上回っています。
200日SMAは過去200日間の終値の平均を示し、市場の長期トレンドを測る指標として広く用いられています。これを持続的に上回る動きは弱気市場から強気市場への転換を示し、逆に下回る動きはその反対を示唆します。
ビットコインは2025年10月以来、200日SMAを下回る水準で推移してきました。当時の価格は約11万ドルで、長期的な下落トレンドを示していました。
価格は通常、クロスオーバーが発生する前に上昇するため、確認を待っていたトレーダーは上昇の一部を逃した可能性があります。過去には2023年2月、2023年10月、2024年10月、2025年4月にゴールデンクロスが発生し、いずれもその後のビットコイン価格のさらなる上昇を先導しました。
ただし、今回の動きが持続的な上昇トレンドの始まりであるとは限らず、安心感による戻り局面の可能性もあります。もし200日SMAを再び明確に下回る動きが見られれば、長期トレンドが強気に転じたという根拠は崩れるでしょう。
