
仮想通貨ホルダーの中には、これまで株式などの投資経験がないという人も多く、2017年までの右肩上がりの相場が終わった現在、からなかなか勝てなくなったという人も少なくありません。
初心者にとって中々難しい相場が続きますが、そんな投資家におすすめなのが自動売買botで、今、仮想通貨投資の中でも徐々に人気となりつつあります。
ここでは、そんな仮想通貨自動売買botについて、その作り方から取引方法、おすすめまで徹底解説していきます。
1.仮想通貨botとは
仮想通貨botとは、仮想通貨の自動売買をしてくれるロボット(robot)のことで、主にレバレッジ取引が可能なビットコインFX中心に利用されています。売買ロジック(アルゴリズム)をプログラミングして調整することで売買を自動化します。
仮想通貨取引では、個人投資家の場合にはガチホで長期投資というスタンスが最も利益が上がったのですが、2018年以降は、長期下落相場やレンジ相場が長く、また、各取引所により価格が異なったり、スプレッドも広いため、自動売買で利益を狙う方法が人気となっています。
相場の世界でシステムトレードなどの自動売買が人気なのは、この売買法には人間の感情が入り込む余地がほとんどないからです。これなら感情を自分でコントロールする必要がありませんので、格段にトレードがやりやすくなるのです。
botのロジックを売っている人も最近では増えてきましたが、その気になれば自分でも作ることができます。
2.仮想通貨botの特徴について
それでは、仮想通貨botの特徴について、詳細を解説していきます。
2-1.ゼロから作る場合はプログラミングスキルが必要
ゼロから作る場合は初歩的なプログラミングスキルが必要となります。とはいえ、そこはシステム構築のために必要なだけであって、プログラミングスキルとトレード成績は必ずしも比例するわけではありません。
またbotは購入することもできます。その場合は、ある程度の初期コストは必要で、強いロジック(アルゴリズム)のbotを手に入れるには、それなりの費用がかかります。
2-2.取引ロジックにないことはできない
ロボットですから、感情に左右されずに淡々とロジック通りにトレードを行いますが、決められていないことには対応できません。例えば、予想外の展開に損切りが間に合わない、取引所のサーバが停止して注文が入らない時には対応できません。
また取引ロジックは定期的に改良が必要です。
仮に収益が出せるbotを手に入れたとしても、時間の経過とともにそれに気づく人がでてきて有効性が失われることがあります。
多くのシステムトレードでも指摘されているように、自動売買ではロジックそのものが間違っていたとしても、それに気づくことはなく淡々とトレードを繰り返します。従って、定期的に改良していくことが重要となります。
2-3.感情に左右されずに売買できる
これが最大のメリットになると思われますが、前述のように個人トレーダーにとっては感情はことトレードにとっては百害あって一利なしというもので、儲けたいという感情はトレードにとっては邪魔となります。
トレードとは、トレードプランを作ったら淡々とそれに従って売買するだけで、損益については結果として受け入れるという姿勢が大切です。損失が多い場合には、トレードプランが間違っていますので、利益が継続的に出るまで修正し続けます。
2-4.チャート画面に張り付く必要がなくなる
為替FXでは、月曜早朝から土曜の早朝までほぼ24時間市場が空いていますので、その間はチャートに張り付くことも多く、毎日眠れないという日々が続くこともあります。
仮想通貨botの自動売買を利用すれば、トレードはシステムにお任せとなりますので、チャートに張り付く必要もなく、注文を出したら後は結果を待つのみとなります。
専業で仮想通貨トレードをする人もまだ少ないでしょうから、自動売買であれば、他の仕事をしながらも安心してトレードに参加できますね。
2-5.機関投資家不在のうちに仮想通貨botで荒稼ぎできるかも
仮想通貨相場は未だ未成熟の相場といわれていますが、この最大の理由は、機関投資家などが参戦してきていないからです。逆に言うと、未成熟な相場ほど自動売買botが活躍する可能性が高いのです。
株式や外国為替のように、機関投資家が跋扈する相場では自動売買botで利益を継続的に挙げることは非常に難しくなります。また、仮に2017年までのような右肩上がりの上昇相場が再来すれば、ガチホのほうが有利になる可能性が高くなります。
3.仮想通貨bot取引のやり方1:自分で作る場合
仮想通貨botを自分で1から構築しようと考えている方に向けて解説していきます。
3-1.仮想通貨botを自分で作る
株式や為替FXの世界では、仮想通貨の種類の何百倍、あるいはそれ以上のシステムトレードが作られています。中には、利益を出せるものもありますが、永遠に継続するわけではありません。
プログラミングスキルがあれば、仮想通貨botはいくらでも作ることができるでしょうが、問題なのはいかに強いロジック(アルゴリズム)を作るかということで、これを抜きにしては本末転倒で損失を出すばかりとなります。
評価の高いbotを購入すれば、初期コストくらいは簡単に稼げるかもしれませんが、いつまで続くかはわかりません。ということで、自分でbotを作ってみましょう。
3-2.ハイスペックなPCを用意して運用する
実際に自動売買botを24時間運用するには、24時間動作するPC環境が必要となります。メールやweb閲覧用のPCでは心もとないので、動画編集用とまではいかないまでもそれなりのハイスペックなPCを準備しましょう。
3-3.自動売買に対応している取引所に口座開設する
自動売買を行うためには、APIを公開している取引所を利用する必要があります。現在、利用している取引所がAPI非公開の場合には、公開している取引所に口座開設します。
APIとは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースのことで、プログラミングで命令するときの決まりのことです。APIを利用することで、取引所のルールに従って、取引所の機能を利用できます。(実際にプログラミングされている中身を知らなくても機能が使える)
APIを公開しているオススメの取引所はビットバンク
3-4.APIと組み合わせるプログラム作成
botを作るためのプログラミング言語はいくつかありますが、特に文系の方やプログラミングがはじめてという方にはPython(パイソン)がおすすめです。
自動売買botに関しては、取引所に注文を出したり、注文をキャンセルしたり、残高やポジションを確認するためにPythonを使います。
基本的には、取引所のAPIを利用しますので、それを部品のように組み合わせて、どのような場合に注文を出すのか、どのような場合に注文をキャンセルするのか、というロジック(アルゴリズム)をプログラムで指示するだけなので、それほど難しくはありません。
過去の価格データをAPIですべて取得して、自分で決めたロジック(アルゴリズム)の過去データを用いたバックテスト(勝率の検証)を統計的に検証することができるようになります。
APIの組み合わせでほとんどの自動売買ロジックは作れます。自動売買ロジックができたら、実際に売買注文を出してみて売買注文の出し方をマスターします。これと基本的な構文を組み合わせれば売買ロジックは何でも実装できるようになります。
APIを公開しているオススメの取引所はビットバンク
ご参考までに、自分でbotを作る方向けの勉強用のサイト
Pythonを使ってビットコイン自動売買botを作る方法を公開されています。(外部サイト)
4.仮想通貨bot取引のやり方2:ツール購入やプラットフォームから参戦
自分で作るよりも、ツールやプラットフォームを利用してbotトレードを行いたい人向けです。
4-1.クリプトトレーダー
クリプトトレーダーは、非常に評判の高い仮想通貨自動売買ツールで、利用するためにはクリプトトレーダーにアカウントを開きストラテジーを購入します。
クリプトトレーダーを利用するには、各取引所で公開されているAPIが必要となりますので、利用している取引所がAPI非公開の場合には公開している取引所に口座開設します。
利用料金はストラテジーにより異なりますが、毎月2,000円から5,000円前後というところです。
自分でbotを作る場合には、強いロジック(アルゴリズム)を考えることが重要となりますが、ツールやプラットフォームを利用する場合にはストラテジーの選択が重要となります。
4-2.QUOREA(クオレア)
クオレアは、日本発のCtoC(個人間取引)プラットフォームを利用した、個人や法人が作成した株式や仮想通貨の自動売買botやシグナル配信をしてくれるサービスです。
自動売買の際には、ZaifのAPIと連携させて、現状では仮想通貨取引(BTC/JPY)の自動売買bot、または売買シグナルが利用できます。
5.仮想通貨botの未来とまとめ
株式や為替FXのトレーダーならば、システムトレードはそう簡単には儲からないと瞬間的に思ってしまいます。それもそのはず、株式や外為マーケットでは機関投資家のシステムトレードが跋扈しており、とても個人が太刀打ちできる状況にはないからです。
ですが相場が未成熟といわれている現在の仮想通貨相場の場合には、かつて株式や外為マーケットがそうであったように、機関投資家不在のために裁量トレードよりも自動売買のほうが有利になることは十分に考えられるでしょう。
2018年の仮想通貨相場は、2017年12月末にはおよそ90兆円であった時価総額が30兆円まで下落してきています。
仮想通貨の時価総額が増えるためには、機関投資家の参戦が必要であると思われますが、そうなるまでの期間が自動売買botの活躍の場になるかもしれません。期間限定というわけではありませんが、鬼の居ない間に自動売買botで勝負するというのもまた一考といえるでしょう。
もちろん、ビットコインETF化などが決まれば、機関投資家が本格的に仮想通貨相場に参戦する可能性が高くなりますので、その場合はまた違った相場の景色となるかもしれません。
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