暗号資産市場は弱気相場が続いており、ビットコインは再び6万ドルを下回った。今月に入ってから2度目の6万ドル割れとなり、他のリスク資産市場が上昇するなか、ビットコインの価格低迷が続いている。
また、水曜日には金と原油も重要な節目を下回った。金は1オンスあたり4,000ドル割れ、原油は1バレル70ドルを下回った。
暗号資産、貴金属、原油の下落は、火曜日のわずかな1日調整の後にテクノロジー株が反発した状況で起こっており、AI関連銘柄の取引が引き続き投資家の関心と資金を集めている。
韓国の大手メモリーチップ企業であるSKハイニックスは水曜日、米国市場で約300億ドルの株式公募を申請した。これは2019年にサウジアラムコが実施した約260億ドルの大型売却以来の、海外企業による大規模な資金調達となる見込みだ。
水曜日正午時点のナスダックは0.8%上昇したのに対し、ビットコインは3.2%の下落を記録した。
一方、億万長者ヘッジファンドマネジャーのPhilippe Laffont氏は火曜日、CNBCに対して投資家心理を端的に表現し、「ビットコインの将来について少し懸念するようになった」と語った。これまでよりも幅広い投資機会が投資家に提供されていることを指摘している。
同氏は「もうビットコインについてどう考えていいのかわからない」と述べ、SpaceXや新興のAI企業のような企業は長期的な視点で成長の見通しを評価しやすい一方、ステーブルコインの台頭により、ビットコインが代替的な金融資産として持っていた独自性が徐々に薄れていることを理由として挙げた。
